【廃娼県】小江戸川越「喜多院裏」の“乙種料理店”という名の遊廓と今【埼玉】(2)

 

全国裏探訪取材班は、小江戸と言われている埼玉県「川越」に来ているんですが、例にもれずその川越でも一番DEEPな「喜多院裏」の遊廓跡に来ている。さて続きを見て行きましょうかね。

喜多院裏の一帯は、素人目には古ぼけた民家が並ぶ住宅地にしか見えないのだが、取材班の目はごまかせない。町割りとかが少し特殊で、正面からの玄関だけではなく、裏からも入れる裏路地が設けられているのが特徴だ。

お、こちらも妓楼でしょうかね。右隣の物件「白舟」と同じく塀は新しい様だ。

「天婦羅 てんぬま」

このフォントは、小学生くらいの時に見たら妙に怖い看板ですよね。この感覚わかるかなぁ。

この喜多院裏の遊廓は、乙種料理店と言われるくらいでかつてソッチ系の営業を終えてからも、飲食店や旅館に鞍替えしているのが特徴。

ここなんかもてんぬまという天婦羅料理店なのだが、物件の目の前に松の木が植えられていたり、その気鬱さからは一発で妓楼と言うのが分かる。

「都市景観重要建築物 川越市」

殆どの、元遊郭などではその負の歴史から、放置プレイか、再開発などで取り潰られ煙たがられているのだが、そこは観光都市を高らかに謳う川越市。知らんふりなのか重要建築物として積極的に保全している。

全国に遊郭が現役だった時代は、廃娼県とか何とか云ってここら辺を裏地域として冷遇しておいて、いまさら掌変えて、重要建築物ですか。何というか、皮肉というか、この辺が日本でデザインや芸術の素地が生まれない土壌になっているんじゃないですかね。

てんぬまを向かって左に行くと、また旅館風の物件が見えてきますよ。まぁ度の物件も比較的きれいに残っているな。喜多院がま近くにあるからでしょうかね。

 

おー近くまで来るとこれまた充溢な物件がありますよ。壁も当時のままっぽいし。これはいいな。

「市むら」

玄関の軒先のアールが特徴的でなかなかの佇まいなんですよね。旅館という事なのだが、今でもやっているんでしょうかね。

下の石畳もいい感じですよね。玄関の格子にも意匠があったり細かいところまで見どころがある。

 

2階の窓の手摺も当時のままのようだ。ここから乙種料理屋の“仲居”が手招きしていたんでしょうかね。

「すなっく 結城」

市むらの隣にはスナックがありますよ。こういった地区だからスナックもあるんですかね。普通に考えてらこんな住宅街にスナックなんて無いし。さすが色街だ。

さて、次回もここの裏路地とか見て行きますよ。

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(2020)