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全国裏探訪取材班は、400年の歴史を持つ宮崎県の廃村「寒川集落」を探索している。集団離村した1989年(平成元年)既に6世帯しかなかった限界集落だったわけだが、その生活の痕跡をじっくり見て行きましょうかね。
取材班は、寒川集落に進入し物件を見てきたわけだが、寒川集落は山の斜面にあるので町割りは特殊だ。ちょうど棚田のような配置というと分かり易いか。
前回までのお伝えしているように、しっかりと躯体を維持している物件もあれば、ご覧のようにハリボテのように手前の壁の部分しかない物件もあったり。
ここもかつては家屋があったのだろうが、既に基礎の枠組みだけしか残っていなかったり。
集落内にはこのような祠が今でも残っている。2畳くらいの大きさしかない小さなものだ。

こんな小さい寒川集落にもしっかりと神様が鎮座している所は、やはり日本人らしい。今おなっては完全放置プレーなわけだが。
「私有地の為 立入禁止 家主(N)」
現場にはこのような看板が倒れている。しっかり経っていれば取材班もそこから先に進入することはまぁないのだが、倒れている為どこから私有地化が分からない。ちなみにモザイクの所には苗字が書かれている。そのイニシャルは「N」。全国でもここ宮崎県南部だけに多い苗字だという。
集落を形成しただけあって、多くの家屋がまだ存在しており、所有権もいまだに移転先の個人が持っているという。ただ、生活基盤は破壊されている為、家屋としての固定資産税はかからないという。
取材班は様々な忘れ去られた場所に行ったりするのだが、普通だったらかなりの確率で、ガラスを割られていたり、ガッツリ落書きをされていたりやりたい放題な所が多いイメージだが、そのような荒廃の仕方ではない。
「寒川集落」とGoogle検索してみると、中には心霊スポットとして掲載されているサイトなんかも多々あったりする。そのサイトには「女の幽霊が徘徊している・・」とかなんとか書かれている物も散見されるがそんな気配は全然感じなかった。
まぁ、馬鹿な一般人がイメージしそうな幽霊が居そうな雰囲気ではあるんだが、取材班はそんなイメージに引っ張られることはない。あるのは目の前にある現実の風景と歴史だ。
それを日々読者の方に伝えんと、裏探訪取材班は努力している。次回も続きます。
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(2019)