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全国裏探訪取材班は、戦後赤線に格上げされ正式に(?)地位が確立した「天王新地」に来ている。ここは戦前・戦中、そして戦後の復興期から高度経済成長期に至るまで私娼きつとして大いに栄えた。私娼が200人ほどいたのは前回お伝えしたとおりだ。
「天・」
うわ~こっちは完全に崩落してこれは痛々しいな。もう渡し看板の放置プレイっぷりが半端ない。これ巨大台風のたびに一文字ずつ飛ばされて行っているのでは・・
何年か前に探訪した際は表側は一部剥がれていたが、裏側に関したはまだ原形を保っていた。やはりここ数年の風水害で劣化が進んでいるようだ。これは撤去されるのは時間の問題だな。興味のある読者は今すぐにでもいった方が良いと思う。
さて前回は、天王新地西側の路地をお伝えしたので、今回は東側の路地をお伝えしていこうと思う。早速路地に入っていくのだが、物件の屋号には「いけばな教室」とかなんとか書かれているが、明らかに往時は私娼窟として使われていたような雰囲気があるな。
ズタボロになったビニールの日除けは西日によって劣化しまくっていたり、対面に建つ物件の壁はもうすでに耐用年数を超えている。

既に終わった私娼窟跡だと思われるかもしれないが、和歌山弁バリバリの現地の事情通曰く、しっぽり現役で営業している店が数店舗あるという。
まぁ、現役とか言われても、肝心かなめの男どもを誘う新地のシンボルがこの有様ですからね。期待できないどころか、どこか萎えてしまいそう。実際、“新地”という言葉に誘われて遊びに来た貴兄は絶望しかないだろうなw
「チャコ」
天王新地東側の路地はこんな感じ。いかにも赤線時代の物件のような物と一般の民家のような物件が並ぶ。もちろん民家と言っても偽装感はある。
「なみじ」
来た道を振り返る。なみじとか言う怪しい物件だが、すでに営業していない様子だ。誰もいないし・・
看板が上がっていない物件の出入り口をよく見てみる、コレも明らか原石時代はソッチ系の店だっただんだろうがね。今は見ての通り、ガラスも歯抜けに成ったり、いつ解体されてもおかしくないっ様子だな。郵便受けも長い間開けられて様子はない。
そんな感じで、天王新地の現役の東西2本の路地を見てきた。序盤は触れなかったが、この路地に事情通の言っている営業中の店があったので、次回の最終回紹介する。三田尻遊郭並みにやばいので、心していただこう。
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(2012,2019)