全国裏探訪取材班は、清水区「旭町」の名も知らない路地裏横町を大通りまで出てきた。ここは昼間でも全く人通りが居ないわけだが、そこから、静電新清水へ延長するようにもう一つの横町がある。早速見て行こう
「パブ 三陸」
トタンの建物沿いに前回までの路地裏横町がある。そこから出て、道を挟んだところには・・
「新世界」
しんせかい。という横町がある。これを抜ければ新清水駅というわけだ。まずは映像をご覧いただこう。
≪新世界動画≫
小路に踏み入れると昭和の風情が今でも残っているのがスバラシイ。地元民曰くここは今でも客足はあるという。
それにしても見てください。この提灯を。新・世・界と堂々と書かれてんな。
「ちょい呑み処 ワンコイン」「ナイトパブ ヒロ」
早速新世界に入っていこうか。500円のちょい呑み処とかナイトパブとか一通りそろってんな。
ただ新世界という割には、串カツ屋とか、お好み焼き屋とか、たこ焼き屋とかは無いんですよね。大阪のそれとは違うっぽいですわ。新世界にはウナギなんてそんな上品なもんはありゃしませんわ。
「暴力団との絶縁モデル地区」
そういやこの看板を見て思い出したけど、昔この地区では金嬉老事件(きんきろうじけん)ってのがあったらしい。初めは在日朝鮮人の金嬉老に対し借金の返済に訪れた柳川会のヤクザをクラブみんくすで2人殺害。その後逃走し寸又峡温泉のふじみや旅館に籠城した。なんか知らんが、当の本人金は「日本人からシャベツ(差別)されたニダ!」とか何とか云ってほざいていたらしいが・・でも殺害したヤクザ柳川会は在日朝鮮人で構成された暴力団だったり。マジやばい朝鮮人もいたという。詳しくはここをご覧いただきたい。
とある軒に貼られたプレートを見てみる・・
「静公認 清 第 521 号 バー 静岡県公安委員会」
なかなかクラシックな銘板を発見。真ん中の富士山の意匠が静岡県的でカッコイイな。
新世界中央部にはこんな渡り看板もあったり。これがまた行燈の粉吹き加減と言い、楷書のフォントと言い。何とも言えないものがある。
「新世界通り」
かつて赤線として機能した町は、単なる内陸の赤線とは違い、清水港に入港した血気盛んな若い衆の乗組員が長い航海のうっ憤を思う存分晴らした場所なのだ。
「居酒屋 風来坊」「TUBASA 翼」
この看板の言葉を借りるならば、そんな彼らは寄港地に“風来坊”のようにやって来て、この赤線港で思う存分“羽(翼)”を伸ばしていたに違いない。
そんな時代も今では遠くに消え去ろうとしている。新清水駅前のビルも工事中だったり。一つの時代が消え去ろうとしていた。
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(2019)