【夢の】人工土地ってなんだ?未来の都市「坂出人工土地」を見てきた。【空中都市】(1)

 

全国裏探訪取材班は、四国の玄関口香川県坂出市にやってきた。坂出と言えば瀬戸内工業地域の番の州臨海工業団地や、生醤油うどんにかける醤油メーカ鎌田醤油の本拠地としても有名だ。そんな香川の坂出には、建築業界筋にはあまりにも有名な「坂出人工土地」と言われるものがあるという。

「坂出人工土地」

坂出駅北口から徒歩1分現場に到着する。のっけから“人工土地”“人工土地”といっているが、一見普通の住居兼店舗と言った雰囲気なのだがこの人工土地とは何なのか。実際の写真を見ながら詳しく解説していく。

そもそも「人口土地」とはこの香川出身の世界のタンゲこと丹下健三と浅田孝が始めた建築構想で、その後建築家の大高正人の設計によって完成した。

この人工土地と言うのは、元ある敷地から鉄筋コンクリート造の柱と、鉄筋コンクリート造の地盤によって土地をかさ上げし、自然地盤と人工地盤の二層に敷地を縦に分離。戦後の市街地再開発における諸問題と、再開発の妨げになる土地の所有権などの諸問題を一気に解決しよう。と言う設計思想を元に提案された。

 

当然、人口土地と言うからには、単なるよくある屋上庭園と言うようなものではなく、このようなかなり強固な柱によって地盤が完全にかさ上げされており、上部の2層部分の土地の信頼性を担保している。

柱の上は分厚い梁で覆われており、地盤として利用できるように強化されている。この坂出人工土地の特徴は、この1層部分から延びる柱は2層以上の構造物の柱とは直接関係ない。

それが人工土地としての値打ちであり、特徴になっている。なるほど。柱が内部で繋がっていると単なる2階建ての建築物だもんな。そう、これはあくまでコンセプトは人工土地だ。

1層部分には公道が通っており2層部分には人工土地が。まさに近未来だな。

 

更に1層部分には「市営京町駐車場」がある。この駐車場は他の1層部分の商店街の駐車場や、2階部分の住人の為に備えられている。

1層部分から2層部分にかけ樹木が植えられてんな。人工土地と言うので1層目と2層目の地盤面が完全に分離されているのかと思ったが、こうして人工ではない樹木でそれぞれを繋いでいる。これが建築家の妙だ。

次回は人工土地の敷地外へ行きじっくりと人工土地を見て行こうか。

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(2019)