全国裏探訪取材班は、三重県四日市に来た。よっかいち?あの公害のよっかいち。と言えば社会科の授業を真面目に聞いていた読者ならば少しは理解できるか。
「JR東海 四日市駅」
こうやってアップにして見れば大きなターミナル駅に見えるかもしれないが、実は駅前は・・
だいぶんガランとしてるな。四日市市は県庁所在地である津市を上回り、三重県最大の都市だ。その大都市のJRの駅なのだがどう見ても県4位くらいの地方駅にしか見えない。
駅舎は1960年(昭和35年)に改築し開業。四日市を代表する駅のはずなのだが、この有様。
関東の何も知らない一般人が乗換案内に品川駅⇒四日市駅などと検索すると。こちらに来てしまう。実は四日市の中心地は、“近鉄”四日市駅周辺だ。ちなみに近鉄四日市に比べこちらの乗降客数は1桁少ない1/10だ。
ここで降りてしまうと駅の閑散のわりには大きな大通りを、約1Kmほど西へ歩かなくてはならなくなる。四日市あるあるだな。
「四日市市 本町 3」
そんなうっかり間違えた客を待ち構えるタクシーが止まってんな。
ただ、今回のメインテーマ「三和商店街」へのイントロダクションにはこの雰囲気はもってこい。メインへの期待を十分に高めてくれるロケーションだ。
今回の物件は、駅を降りてすぐ右に進む。JR県下最大級の駅前に関わらず、オンボロの一戸建てもあったり・・
「四日市南警察署本町警備派出所」
駅すぐには交番もあるんだけど、よく見たら“派出所”。正式には1994年(平成6年)にはこの派出所と言う呼び名は消滅したはずなのだが。例外的に臨時用途や今回の“警備”派出所は残っているパターンか。
中を覗いたらサツのイヌでもいるかと思ったが、ガランと公僕の分際で両肘置き付きの椅子が置かれてんな。ただ誰も居らず、荒廃しているようだ。
「ハローワーク四日市 四日市公共職業安定所」
更に目的地方面に歩いていくと、ハロワがあるな。手前の電柱の看板には「シルバー人材センター」の文字が。ジジババも駆り出さないとダメなほど人に困ってんのか。この町は。
流石四日市駅前。と思ったが、きったない雑居ビルもあったり。
「麻雀 平安」
この一階部分には「面接会場」と書かれた看板もあったり。やっぱリクルート関連みたいだ。でも2階にはジャンソーがあるな。(笑)
で、さらに進むとドデカイ求人看板。警備や、ドカタのガテン系ばかりだな。流石工業地帯四日市だ。目(身)に染みて感じる。
そんなこんなで目的地付近に到達した。次回はメインテーマ「三和商店街」を見て行くとしようか。
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(2019)