【第二の】九州最後の炭鉱「池島」の現在を見る。〈かあちゃんの店・池島小中学校〉【軍艦島】(11)

 

全国裏探訪取材班は、1日では池島を廻りきれず「中央会館」に宿泊した。2日目は島の食堂などを更に広げて見ていきたい。

窓にベニヤ板が張られた廃団地に、かつての蒸気廃配管、そして大量の猫、少しの人間・・この池島は軍艦島のように、瞬時に人が消えたわけではなく、平成の現代においても細々とした生活が営まれる。

「長崎市設池島総合食料品小売センター」

いかにも役人が付けそうなネーミングだが、今はこの長ったらしいネーミングの割にはテナントはシンプル。通称「かあちゃんの店」として池島の唯一のレストラン?として健在している。

「かあちゃんの店」メニュー。

焼きそば、カレー、カツ丼、トルコライス、唐揚げ定食、焼肉弁当、ちゃんぽんetcとなんでもあり。メニュー下の歴代の犬の写真と検疫証がシュールだw

こちらは“総合食料品小売センター”部分。他のテナントは既にすべて撤退し、かあちゃんが、カップ麺、スナック菓子、他少しの日用品の販売を独占している。島では港にもショッピングセンターがあるけどね。テレビがいまだにブラウン管テレビなのがこれまたイカすね。

テナントが撤退した部分には、壁いっぱいに池島へのメッセージ、かあちゃんの店の味の感想。思い思いのメッセージが所狭しと綴られる。

かあちゃんの店が猫の支配権も独占しているようで、店を出てもまだ猫がウロウロ・・

餌がもらえる時間まで、69スタイルで寛いでいる。(笑)

かあちゃんの店から「四方山」(頂上)「池島神社」(学校裏)「長崎市立池島小中学校」を見る。取材班は腹ごしらえも済んだし、足を運んでみようかな。

 

かあちゃんの店から小中学校の方まで降りてくる。小学生が飛び出さないようにタイヤが埋められている。坂道の手すりが中央にあるが長年の月日で緑が侵出。道路が半分隠れてしまっている。

死亡事故でもあったのだろうか。島で唯一の信号機。基本的に押しボタンを押すまでは赤にはならない。

学校のブロック塀にはかつての生徒の似顔絵だろうか・・何れにしても島の学校のような規模ではなく、ごく一般的な小学校の規模だったことは間違えないな。

「長崎市立池島小中学校 校門」

池島小学校・中学校の今現在は、小学校のみ数人の生徒がいるようだが中学校は2015年(平成27年)3月に卒業して以来中学生が不在となり休校しているようだ。小学校が現在いる以上中学校は廃校ではなく休校ってことないなるんだな。

 

「朝一番 ニコニコ笑顔で ごあいさつ 誰にでも 優しい笑顔 思いやり 誘われて 断る心 強い意志 思いやり いっぱいもとうよ あふれるように 青少年健全育成町民会議池島支部」

多少、某公共広告のような親切の押し売りにも思えなくはないが、、将来もまじめに炭鉱で働いてもらうためにはこれくらいの標語が必要という事だろうな。

次回は少し小学校を訪ね、裏山の四方山も行ってみようか。

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(2018)