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裏探訪取材班は、坑道を出て地上へと出て来た。ここから地上部分を探索していこう。
ここは池島港にある「石炭の積み込み施設」。まだ現役で使えそうな雰囲気もする。
巨大な「ジブローダー」。保存状態は良く今でも動きそうだなド迫力。ただ、これも朽ち果てるのを待つのみ。
県道216号線を時計回りに進んでいく。ジブローダーの前にはスクラップ場の様な所があり、活躍を終えた選手たちが潮風を浴びながら余生を過ごす。
「ご安全に!!」炭鉱マンたちの標語だろうか。鉄扉にこれでもかと書かれている。

「移動型クレーン」これも保存状態がよく、おそらくメンテナンスをすれば稼働できそう。
「鉱員住宅」
最盛期1970年(昭和45年)の池島の人口は7700人だったが、閉山時2001年(平成13年)は2700人だった。それ以降海外からの研修生の移住などもあったが、その技術移転事業なども終わり、人口は徐々に減り現在は140人ほどだという。
取材班は池島に泊りがけで滞在したが、140人も住んで居るような雰囲気はなかった。おそらく名簿上存在しているだけでお年寄りなどは実際他に移っているのかもしれない。そんな島に7700人も滞在できる団地が閉山と同時にもぬけの殻になっている。百写真は一動画に如かず。上空からの映像をご覧いただこう。
「鉱員住宅空撮」
いかがだろうか。誰もいなくなった島に存在する鉱員団地の迫力。これは写真で説明するよりわかりやすいだろうな。50棟ある団地がほぼ廃墟となっている様子は圧巻という言葉意外に形容できない。
「さいかい公住入口停留所」
島内を循環するバスの停留所が鉱員住宅南側にある。ズタボロの停留所のベンチに女の子が一人。一人旅だろうか。後ろの廃墟群との対比が何かの芸術先品のように写った。
時間の止まった停留所。この先いつまでバスを待つことができるのか。そう長くはないだろうな。
コンクリートはま強度を保っているようだが、ベランダの金属は腐食し一部ベランダの機能を発生していない。
変電所のような小屋には「高圧危険」と書かれているが、すでに供給は止まっているのだろうな。
廃墟としてはまだ17年ほどしか経っていないが、ここまで蔦にまみれてしまっている。どっかの万博のキャラクターとか不動産屋のキャラクター並みに毛むくじゃらだなw
ここまで蔦にまみれてしまうと、さすがの鉄筋コンクリートも腐食が進行してしまうだろう。ここもベランダが崩落しているのが見える。
次回も団地群を見て行こうか。
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(2018)