全国裏探訪取材班は、おやさとやかた東棟の建設中の様子をお伝えした。
当時の貴重な様子が分かると思う。今回はその一番古いおやさとやかた東棟の内部をお伝えしたい。
別席が終わったのだろうか、1階のエントランスには黒はっぴの信者が多数集合していた。
「東左五棟一階」正式の名称だろうか、館内のデザインは統一されているため迷子防止か、札幌市内の住所のような記載方法でとられる。
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「立教180年10月ひのきしん掛行事予定表」信者へ向けての指示だろう。予定がびっしり記載されている。
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直近の講義などの時間割だろうか、こちらも、謝意やイラストを付けて和気あいあいな雰囲気が伝わってくる(笑)
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「1階案内図」柱の位置までしっかり記入されている。なお、左部分が点線なのは将来的に建築されるためなのか、いつの日か実線になるのを心待ちにしている。
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1階から2階へ上がる。踊り場から先は左右どちらに転回しても上の階段に行ける方式だ。
どの個所も、鉄筋コンクリートに直に塗装をしているか、石のパネルなどを貼っているため、現代の建具のように、手で叩くと手が完全に負けてしまい、軽い音などは一切しない。
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踊り場より2階を見る。
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2階のおやさとやかたの建設中の展示物があるロビー。別席の間なのか、たくさんの信者が待機していた。信者にはこのロビーでお茶も配られ、終始和やかな雰囲気だ。
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もう一階上の4回のロビーに来た。閑散期なのか信者は一人もいない。
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外への引き戸の鍵も真鍮製か、実にクラシックなものだった。
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「東左五講堂」この講堂は最上部の5階にあり、屋根裏のような造りになっている。
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最上階への階段の踊り場丈夫には、破風が見える。採光も行っているのか・・単なる飾りだと思っていたが、意外と実用的だ。
竣工から60年も経っているがコンクリートの状態はヒビ一つない。
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トイレも実にクラシック。だいぶ規格が古いが必要十分だw
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ロビー角の窓から外を見る。バルコニーの手すりは木製。見事な和洋折衷である。
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ロビーにあった放送用スピーカ。天理教の甘露台のイメージの6角形と教祖中山家の梅鉢の5つの意匠が一つになっている。相当レトロなスピーカーだがこだわっている。
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「神言」もロビーに掲げられる。経典の一節だろうか。時刻確認のたびに信者に戒める。
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教室といえばいいの講義室というのかわからないが、「EL-43 26」などと扉に書かれている。おそらくだが“東左四棟三階”を東=E、左=Left、四棟=4、三階=3、26ルームということだろう。なるほど!これなら、1週3.5Kmの建物になっても迷いませんね(笑)
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おやさとやかた一階から地下階へ行く。半地下から外を眺めると、地上にも木製で作られた橋の欄干のような意匠がある。
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「東左三棟地一階」これはEL-3“-”1になるのかは分からないが、地下にも施設があった。ざっと「おやさとやかた」の内部を見てきた。内部は実に堅実剛健な造りで、古さは感じさせるが、変な歪みや軋みはい一切なかった。むしろしっかりメンテナンスが行き届いている感じがした。これが「おやさとふ志ん」初め信者の意地だろうか。とても良い体験となった。
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(2017)